1▶レモンの抗ガン作用(ヘスペリジン)

大腸ガンに対する抗腫瘍効果

天然の抗ガン剤、ガンが消える食事療法としてなぜレモンが食べられるのでしょうか。その根拠のひとつがこちらです。

 

科学の進歩とともに薬理作用を持つ成分が確定され、特に注目されるているのがヘスペリジンです。ビタミンPとも呼ばれることがあり、研究がさかんな物質です。

 

ガンに対するエビデンスとして、アゾキシメタンで誘導したラットの大腸ガンに対する抗腫瘍効果(1)が報告されています。

 

ヘスペリジンはレモンポリフェノールの成分で、皮に90%が含まれます。

 

皆さまの生活に役立つ情報として、科学的に検証された事実だけを載せます。

レモンの効能はインターネット上で散見できますがその根拠となるかもしれません。より深く興味のある方は引用元となっているソースを調べていただければと思います。

 

参照・引用文献

 

(1)Tanaka T.,Makita H.,Kawabata K.,Mori H.,Kakumoto M.,Satoh K.,Hara K.,Umida T.,Tanaka T.andOgawa H.:Chemoprevention of azoxymethane-induced rat colon carcinogenesis by the naturally occurring flavonoids,diosmin and hesperidin.Carcinogenesix,18,957-965(1997).

 

抽象

アゾキシメタン(AOM)で開始した結腸発癌の開始および開始後の段階の間に、2種のフラボノイド、ジオスミンおよびヘスペリジンの単独または組み合わせによる食事摂食の調節効果をオスF344ラットで調べた。 動物をAOMで3週間15mg / kg体重の毎週皮下注射により誘発して結腸新生物を誘導した。 ラットには、ジオスミン(1000ppm)、ヘスペリジン(1000ppm)またはジオスミン(900ppm)+ヘスペリジン(100ppm)を5週間(開始処置)または28週間(開始後処置)含む食餌を与えた。 他のものには、ジオスミン、ヘスペリジン単独または組み合わせ、および未処理で処置したラットの群が含まれていた。 研究の終わり(32週)に、AOMで開始したラットの大腸における新生物(腺腫および腺癌)の発生率および多重度は、ジオスミンまたはヘスペリジンを含む食事とともに、またはそれに続いて、ラットにAOMのみを与えた(P <0.001)。 開始期および開始後段階の併用レジメンも結腸新生物の発症を抑制したが、これらの薬剤を個別に投与した場合と比較して、腫瘍データはジオスミンとヘスペリジンを一緒に投与する有益な効果を示さなかった。 さらに、ジオスミンおよびヘスペリジンの単独または組み合わせの供給は、異常陰窩病巣の発症を有意に阻害した。 細胞増殖バイオマーカーに関して、ジオスミンおよびヘスペリジンの食事曝露は、陰窩細胞、結腸粘膜オルニチンデカルボキシラーゼ活性および血液中のポリアミンレベルにおける5'-ブロモデオキシウリジン標識指数および巨核核器官領域の数を有意に減少させた。 これらの結果は、ジオスミンとヘスペリジンが単独でまたは組合わせて結腸発癌に対する化学予防剤として作用することを示しており、このような影響は、結腸陰窩における細胞増殖の抑制に一部起因する可能性がある。

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