レモンの皮は3つのパーツに分けられる
レモンの皮というと外側の黄色い部分を想像すると思います。
しかしレモンの場合、果汁とタネを除いたすべてが皮と言えます。そうすると以下の3つのパーツに分けられます。
①黄色い外側(フラベド)
②白いワタ(アルベド)
③果汁が入っている袋(じょうのう)
私たちはまず果汁を絞った後の皮をパーツに分解し、それぞれの成分や特徴を調べました。
1黄色い皮(フラベド)
・認知症予防効果のあるリモネンはほぼすべてがフラベドに含まれています。精油をとる場合はこの部分から抽出します。
・美容成分のビタミンCの34%がフラベドに含まれています。この数字は果汁部分と同じです。果汁よりも皮の方にビタミンCは多く含まれていることがわかりました。
・抗がん作用、効アレルギー作用、強い抗酸化力を持つレモンポリフェノール(ヘスペリジン・エリオシトリン)の20%がフラベドに含まれています。
2白いワタ(アルベド)
・美容成分のビタミンCの23%がアルベドに含まれます。
・発ガン抑制作用、アポトーシス誘導作用を持つリモノイドはほぼアルベドに含まれています。
・抗がん作用、効アレルギー作用、強い抗酸化力を持つレモンポリフェノール(ヘスペリジン・エリオシトリン)の60%がアルベドに含まれています。
3果汁が入っている袋(じょうのう)
・美容成分のビタミンCの5%がじょうのうに含まれます。
・抗がん作用、効アレルギー作用、強い抗酸化力を持つレモンポリフェノール(ヘスペリジン・エリオシトリン)の10%がじょうのうに含まれています。
注目成分のレモンポリフェノール、レモンフラボノイドは皮に90%が含まれています。レモン100g辺りヘスペリジンが95.3mg、エリオシトリンが240.9mgの含有量となっています。
ビタミンCも多くが皮に含まれ、多くの効能が見込めます。
やはり最初の商品は皮の成分と効能を摂れる製品にしようと思います。
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